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ビタミンC誘導体の効果とは?おすすめ化粧水10選!

ビタミンC誘導体の効果とは?おすすめ化粧水10選!

美容成分として絶大な人気を誇るビタミンCの中には「ビタミンC誘導体」という成分があります。今回は2つの違いについて薬剤師の先生に聞いてみました。正しい知識をご紹介した上で、ビタミンC誘導体配合の化粧水のおすすめも紹介しちゃいます!

やすだ
ビタミンCが美白に良いって聞いたので、良いプチプラ化粧水があれば試してみたいなー…て思ってます。化粧水を選ぶうえでポイントなどはありますか?

二宮先生
ビタミンC誘導体配合の化粧水にはプチプラでも人気で良いものがたくさんありますよ。今回はその詳しい効果やおすすめ化粧水、選び方などを一緒にお勉強してきましょう!

コスメコンシェルジュ・コスメライター
yasuda
yasuda
日本化粧品検定1級・コスメコンシェルジュ&スキンケアアドバイザー。
毎日使えるプチプラコスメが大好きです!

監修者
薬剤師・二宮
薬剤師・二宮
現役薬剤師として調剤薬局に勤務。過去には漢方薬生薬認定薬剤師、漢方アドバイザーの資格を活かし漢方薬局でも勤務。現在は化粧品成分検定1級・化粧品成分上級スペシャリストとしても活動し、薬用化粧品の成分を中心に解説を行う。美容や健康に役立つ商品を成分からアドバイスすることが得意。

どう違う?「ビタミンC」と「ビタミンC誘導体」

ビタミンC ビタミンC誘導体 違い

薬剤師・二宮先生
まずは、ビタミンC・ビタミンC誘導体それぞれの役割について紹介しますね。

薬用化粧水でも期待できる!「ビタミンC」の美容における役割

ビタミンCにはコラーゲンの産生促進(抗しわ作用への期待)、メラニンの産生抑制、すでにできてしまったメラニンの色素還元(抗シミ作用への期待)といった役割があります。

さらに皮脂などの酸化を予防する抗酸化作用などもあり(毛穴の黒ずみ予防・改善への期待)、美容成分として広く知られています。

「ビタミンC」「ビタミンC誘導体」の違い

美容に嬉しい働きが満載のビタミンCですが、実はとても壊れやすく、不安定な成分なのです。

ビタミンCを壊さずに肌まで届けるため、構造を少し変えたものが、ビタミンC誘導体。

ビタミンCをビタミンC誘導体にすることで、その効果を効率よく発揮させられるというわけです。

ビタミンC誘導体の種類は3種類!進化型の「APPS」も解説

やすだ
ビタミンC誘導体について、詳しく教えてください。

二宮先生
ビタミンC誘導体の種類は、大きく3種類。化粧水などに含まれる「水溶性」、クリームなどに含まれる「脂溶性」、最近注目を集めている「両親媒性(APPS)」です。

化粧品によって、配合されている種類が違うんですよ。

ビタミンC誘導体について詳しく見る

①水溶性ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体 成分名
水溶性 アスコルビン酸グルコシド・アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム・リン酸アスコルビルマグネシウム・アスコルビルエチル(3-O-エチルアスコルビン酸)・グリセリルアスコルビン酸・ビスグリセリルアスコルビン酸

「水溶性ビタミンC誘導体」は、化粧水や美容液といった液体タイプの化粧品に配合されることが多いビタミンC誘導体。

肌は、大雑把に言うと表面が油で覆われていて、中に水分がたっぷり含まれている構造をしています。

水溶性ビタミンC誘導体は、肌表面で弾かれてしまい、浸透しにくい特徴があります。

その問題を解消して浸透力を高めるため、化粧品メーカーは油分と水分をなじみやすくするリポソーム化といった製剤化の工夫をしています。

美容皮膚科のなかには、イオン導入によって水溶性のビタミンC誘導体の浸透を高めてくれるところもあります。

②脂溶性ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体 成分名
脂溶性 パルミチン酸アスコルビル・ステアリン酸アスコルビル・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル・パルミチン酸アスコルビル

脂溶性ビタミンC誘導体は、クリームやジェルなどに配合されることが多いビタミンC誘導体です。

これは、水溶性であるビタミンCに油分を結合させたもの。油に溶けやすい性質を持っています。

「脂溶性ビタミンC誘導体」は、肌への刺激が少ないうえ、肌になじみやすいのが特徴。

一方で、べとついたり伸びが悪くなったりといったテクスチャーの悪さを感じることもあります。

③両親媒性ビタミンC誘導体(APPS)

ビタミンC誘導体 成分名
両親媒性 APPS(アプレシエ)(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)

「進化型ビタミンC」ともいわれる新しいビタミンC誘導体が、「両親媒性ビタミンC誘導体」。APPS・アプレシエ(昭和電工の商標)と表記されることも多いです。

両親媒性ビタミンC誘導体(APPS)が注目されている理由は、他のビタミンC誘導体とは異なる抜群の「浸透力」

APPSは油っぽさと水っぽさを兼ね備えており、水を油で包み込んで肌に浸透しやすくする特徴があります。

肌表面の油部分・水部分両方によく馴染み、ビタミンCをしっかり届けてくれます。

化粧水を使うのにおすすめな症状

やすだ
ビタミンC誘導体化粧水は、どんな症状に効果的なんでしょうか?

二宮先生
皮膚を健やかに保つビタミンC誘導体がは美白や毛穴ケアなど様々な効果があります。

ニキビ跡・シミ

美白ケアで人気なビタミンC誘導体は、シミや色素沈着してしまった箇所を目立たなくさせます。

また、消炎作用や皮脂分泌コントロール作用によりニキビ自体出来にくくします。

しわ

ビタミンCの特徴としてコラーゲンの生成を促進するので改善が期待できます。
保湿効果により乾燥を防ぎ、しわ予防効果が期待できます。

紫外線によるダメージ・毛穴

日焼け・紫外線による酸化を防ぐ抗酸化作用により、外部ダメージから肌を守り、毛穴の目立たないつるりとした健やかなお肌を育てます。皮脂の酸化を防ぐため、毛穴の黒ずみにも予防・改善が期待できます。

【医薬部外品】ビタミンC誘導体配合おすすめ化粧水5選

ビタミンC誘導体 化粧水 おすすめ

Liruu編集部のコスメコンシェルジュおすすめ!ビタミンC誘導体が配合されたおすすめ薬用化粧水をご紹介します!

※監修者は成分の監修のみを行っており、商品の選定は全てLiruu編集部で行っております。

エテュセ 薬用スキンコンディショナー 

エテュセ 薬用スキンコンディショナー 

価格(税抜) 1,500円
内容量 160mL
ビタミンC・美白関連成分 L-アスコルビン酸
その他有効成分 2-グルコシド、グリチルリチン酸ジカリウム
添加物 無香料・無着色・パラベンフリー

ビタミンC誘導体配合化粧水「エテュセ 薬用スキンコンディショナー 」のおすすめポイント

ニキビ・肌荒れ・毛穴にお悩みの方におすすめなビタミンC誘導体配合で美白ケアもできる、薬用化粧水です。

濃厚なテクスチャーで乾燥肌もうるおうのにべたつかず、あれがちなお肌にも使えます。一本で美白・ニキビ・うるおいケアが叶い、毛穴の目立たない滑らか肌へ導きます。

KUMAMOTO 薬用美白 潤馬化粧養水

KUMAMOTO 薬用美白 潤馬化粧養水

価格(税抜) 3,600円
内容量 120mL
ビタミンC・美白関連成分 L-アスコルビン酸 2-グルコシド
その他有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム
添加物 無香料・無着色・パラベンフリー

ビタミンC誘導体配合化粧水「KUMAMOTO 薬用美白 潤馬化粧養水」のおすすめポイント

ビタミンC誘導体で美白ケアしながら、美容成分ヒアルロン酸とプラセンタの保湿力で、乾燥しがちなお肌も瑞々しい肌質へ導きます。

更に有効成分『グリチルリチン酸』がニキビを防ぎます。無添加なので、敏感肌・乾燥肌の方にもおすすめな薬用美白化粧水です。


CALEIDO ET BICE ナチュリーホワイト 薬用エッセンスローション

CALEIDO ET BICE ナチュリーホワイト 薬用エッセンスローション

価格(税抜) 5,000円
内容量 120mL
ビタミンC・美白関連成分 L-アスコルビン酸 2-グルコシド
その他有効成分 トラネキサム酸
添加物 無香料・無着色・パラベンフリー

CALEIDO ET BICE ナチュリーホワイト 薬用エッセンスローションのおすすめポイント

美白成分『トラネキサム酸』が有効成分として配合されていることで、ビタミンC誘導体の美白作用をサポートする、トーンアップに徹底アプローチした薬用化粧水です。

炎症を予防しながら美白・毛穴ケアできるので、敏感肌の方にもおすすめ。医薬部外品でありながら、【ブライトアップ、毛穴ケア、リフトアップ】に着目した、オーガニックの基準に近づけた化粧水です。

エトヴォス薬用 アクネVCローションⅠ

エトヴォス薬用 アクネVCローションⅠ

価格(税抜) 3,800円
内容量 150mL
ビタミンC・美白関連成分 3-O-エチルアスコルビン酸
その他有効成分 グリチルリチン酸2K
添加物 無香料・無着色・パラベンフリー

エトヴォス薬用 アクネVCローションⅠおすすめポイント

お肌に優しいミネラルコスメで口コミ人気も高いブランド『エトヴォス』の、ニキビ対策シリーズ薬用化粧水です。

グリチルリチン酸2Kがニキビへの抗炎症効果を放ち、ビタミンC誘導体によりニキビ跡やお肌全体のトーンアップにアプローチします。さらに、ヒアルロン酸など保湿力に特化した美容成分配合で、乾燥が気になる方にもぴったりです。

プリュ ホワイトニング モイストローション

プリュ ホワイトニング モイストローション

価格(税抜) 2,528円
内容量 300mL
ビタミンC・美白関連成分 L-アスコルビン酸2-グルコシド
その他有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム
添加物 無香料・無着色・パラベンフリー

プリュ ホワイトニング モイストローションおすすめポイント

1本で美白×抗炎症×保湿が叶う、薬用化粧水です。

シミ・くすみを防ぎながら毛穴詰まりを防いでニキビを予防し、健やかで透明感溢れるお肌へ導きます。大容量の300mLなので、朝も夜も贅沢に保湿して乾燥を防ぎます。

【プチプラ】ビタミンC誘導体配合おすすめ化粧水5選

【プチプラ】ビタミンC誘導体配合おすすめ化粧水5選

ビタミンC誘導体配合化粧水は、お手軽に美白ケアをお試しできるプチプラで人気な商品が多数!ドラッグストアでも購入できる、厳選した低価格の美白化粧水をおすすめします。

石澤研究所 透明白肌 ホワイトローション

石澤研究所 透明白肌 ホワイトローション

価格(税抜) 1,200円
内容量 400mL
ビタミンC・美白関連成分 3-O-エチルアスコルビン酸
添加物 無香料、無着色、パラベンフリー

ビタミンC誘導体配合化粧水「石澤研究所 透明白肌 ホワイトローション」のおすすめポイント

コスメを本音で評価する人気雑誌「LDK the Beauty」で「ビタミン化粧水部門第1位」ベストバイに選ばれた、口コミでも大人気な化粧水!

たっぷり400mLで1200円ととてもお安いので、毎日バシャバシャ使えます。ビタミンC誘導体のほかうるおい成分ヒアルロン酸も配合されていて、乾燥しがちな方も透明感のある潤いのあるお肌へサポートしてくれます。

プラチナレーベル VCローション

価格(税抜) 1,200円
内容量 1,000ml
ビタミンC・美白関連成分 パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
添加物 無着色、パラベンフリー

ビタミンC誘導体配合化粧水「VCローション」のおすすめポイント

プラチナレーベル VCローションは、ビタミンA誘導体「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na」を配合!

他にも皮膚コンディショニング成分である3種類の「ヒアルロン酸」、3種類の「コラーゲン」、「フラーレン」も配合されています。内容量が1,000mlと大容量のためコットンに染み込ませ、コットンパックとして使用することもできます。少しとろみのあるテクスチャーで、お肌をしっとりなめらかに保湿してくれます。また、気分をリフレッシュできる柑橘系の香りもポイントです!

ロート製薬 メラノCC 薬用しみ対策美白化粧水

ロート製薬 メラノCC 薬用しみ対策美白化粧水

価格(税抜) 720円
内容量 170mL
ビタミンC・美白関連成分 3-0-エチルアスコルビン酸(高浸透ビタミンC誘導体)
その他有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム
添加物 無着色・パラベンフリー

※価格 2019年10月 amazon調べ

ビタミンC誘導体配合化粧水「ロート製薬 メラノCC 薬用しみ対策美白化粧水」のおすすめポイント

大人気メラノCCシリーズの、うるおい成分でたっぷり保湿しながら、しみ・そばかすを防ぐ美白ケアが叶う薬用化粧水です。

薬局でお手軽に買えるリーズナブルなハイコスパで、朝晩たっぷり使えます。さらに、抗炎症成分「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されているので、毛穴詰まりを防ぐため、ニキビ肌の方にもおすすめ。ニキビ対策と美白ケアをしながら、透明感のあるうるつや肌を目指せます。

アサヒグループ食品 素肌しずく ビタミンC化粧水

アサヒグループ食品 素肌しずく ビタミンC化粧水

価格(税抜) 980円
内容量 200mL
ビタミンC・美白関連成分 グリセリルアスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
添加物 無香料・無着色

ビタミンC誘導体配合化粧水「アサヒグループ食品 素肌しずく ビタミンC化粧水」のおすすめポイント

美容成分を凝縮させたしずくがお肌にのせるとぷるっと浸透する、まるで美容液のようなジェル化粧水です。

プチプラ化粧品なのに14種類の美容成分(保湿成分)を贅沢配合し、うるおいを徹底サポートします。乾燥などの刺激からお肌を守るバリア機能も期待できるので、エイジングケアにも適しています。

肌ラボ白潤薬用美白化粧水

肌研 白潤  薬用美白化粧水

価格(税抜) 1,151円
内容量 170mL
ビタミンC・美白関連成分 ビタミンCリン酸Mg
その他有効成分 アルブチン
添加物 無香料・無着色

※価格 2019年10月 amazon調べ

ビタミンC誘導体配合化粧水「肌ラボ白潤薬用美白化粧水」のおすすめポイント

うるおいと美白に徹底アプローチした、美容成分をふんだんに配合した薬用化粧水です。

ビタミンC誘導体やハトムギ種子エキスでお肌を乾燥や紫外線からいたわり、肌荒れ予防しながら、美白有効成分『アルブチン』でトーンアップを目指します。プチプラ価格で、1本でたくさんの美容効果を期待できる、美白化粧水です。

化粧水や美容液の選び方

ビタミンC誘導体 化粧品 効果

やすだ
ビタミンC誘導体を配合した人気な化粧水はたくさんあるんですね。では実際にビタミンC誘導体化粧水を選ぶときは、何を基準に選べばいいのでしょう?

二宮先生
これから説明する各ビタミンC誘導体の特徴を見ながら、自分に合いそう、使いやすそうと思うものをまずは試してみると良いですね。使い心地の良さを確認するのも大切です。

ビタミンC誘導体各種の中に、優劣はあるの?

やすだ
ビタミンC誘導体にはその種類によって効果のほどに差があったり…ということはあるのでしょうか?

二宮先生
それぞれ特徴はありますが、トータルで考えると優劣はつけられない、といえます。

ビタミンC誘導体は「浸透性に優れている」や「持続性に優れている」などの違いはあるものの、トータル面での効果に優劣はつけられません。

ただ最近は酵素の働きを必要とせず、直接効果を発揮する「3-o-エチルアスコルビン酸」というビタミンC誘導体が高頻度で使用されていたり、新型のビタミンC誘導体アプレシエなども注目されていたりします。

ビタミンC誘導体は日々研究開発が進められていることを覚えておきましょう。

それ、ただの酸化防止剤かも!?

商品のパッケージに「ビタミンC誘導体」と記載があれば、ビタミンC誘導体の効果を十分に得られるのでしょうか?全成分が表記されている場合、ビタミンC誘導体の表記があまりにも下にあると品質保持の酸化防止剤の可能性があります。

そうなると期待する効果が得られないこともあるので、ビタミンC誘導体入りの商品を選ぶときには『有効成分』としてこれらのアスコルビン酸が含まれていることを確認するようにしましょう。

ビタミンC誘導体の種類

やすだ
ビタミンCそのものは不安定だけど、ビタミンC誘導体に切り替えることで肌に成分を届けることができるんですね。ビタミンC誘導体に種類はありますか?

二宮先生
ビタミンC誘導体は大きく分けると「水溶性」「油溶性」「両性」の3種類に分けることができます。分かりやすく図にしてみたのでご覧ください。

ビタミンC誘導体の種類

種類 成分名 解説
水溶性 アスコルビン酸グルコシド 『アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム』『アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム』 『リン酸 アスコルビルマグネシウム』は、ビタミンCの壊れやすい部分にリン酸とマグネシウム、リン酸とナトリウムを付けたもので、水に溶けやすく安定しています。保管もそこまで気を使いません。

ただ油に溶けにくいので、塗るだけでは肌になじみにくく、イオン導入などが必要というデメリットがあります。

『アスコルビン酸2-グルコシド』はビタミンCの壊れやすい部分に糖質を付けたもので水に溶けやすく、安定してます。ただ肌になじみにくく、糖が付いているので少しベタツキが気になります。

アスコルビン酸硫酸2ナトリウム
アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム
リン酸アスコルビルマグネシウム
アスコルビルエチル(3-O-エチルアスコルビン酸)
グリセリルアスコルビン酸
ビスグリセリルアスコルビン酸
油溶性 ジパルミチン酸アスコルビル

『ジパルミチン酸アスコルビル』はビタミンCの壊れやすい部分にパルミチン酸という油になじむ成分が付いており、さらに違う部分にももう1つパルミチン酸が付いていて、より肌へなじみやすくなっています。ただ水には溶けにくく、常温では固体で溶けがやや悪いという性質があります。

『テトライソパルミチン酸アスコルビル』は 、別名『テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル』ともいい、油になじみのよいパルミチン酸が4個所に付いて肌によくなじみます。常温でもオイル状なので扱いやすいですが、肌のうえできちんとパルミチン酸が外れ、ビタミンCとしての効果が出るのか?という疑問をもつ専門家もいます。

『パルミチン酸アスコルビル』、『ステアリン酸アスコルビン』は肌へのなじみを考慮したものですが、やや安定性にかけるため(通常のビタミンCよりは安定)、時間がたつとビタミンC同様に若干黄色く変色します。パルミチン酸アスコルビルは海外では『エステルC』という名前でよく美白関連の化粧品に含有されています。

ステアリン酸アスコルビル
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
パルミチン酸アスコルビル
両性 APPS(アプレシエ)(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na) 水や油にも溶け、肌にもなじみやすい比較的新しいビタミンC誘導体。ビタミンCの壊れやすい部分もリン酸で保護され安定。昭和電工が『アプレシエ』という商標で販売しており、現在注目されています。

 

〜教えてLiruu〜ビタミンC誘導体に関する Q&A

ビタミンC誘導体 化粧品

やすだ
最後に、二宮先生にビタミンC誘導体に関する質問をしていきます!

ニキビやニキビ跡に化粧水が効く?

やすだ
ビタミンC誘導体は「ニキビやニキビ跡に効く」という声をよく聞きます。本当でしょうか?

二宮先生
ニキビのガイドラインによると、ビタミンCと一部のビタミンC誘導体の塗布が肌の炎症に効果があるとされています。このことからビタミンC誘導体はニキビに塗布することが推奨されています。

ビタミンC誘導体配合のサプリって化粧水みたいに効果ありますか?

やすだ
肌に塗布する以外に、ビタミンC誘導体をとりいれようと思ったらサプリが人気なイメージです。ビタミンC誘導体配合のサプリは効果がありますか?

二宮先生
ビタミンC誘導体配合のサプリメントはあります。

けれど、サプリなら一般的なビタミンCの錠剤でも問題ない場合も少なくありません。それは錠剤自体に工夫がなされていることが多く、ビタミンCが壊れずに体内に吸収されるようにつくられていることが多いからです。

服用する場合はサプリの入ったボトルなどを直射日光の当たらないところで保管するようにしましょう。

ビタミンC誘導体の原液って表記の化粧水を使っても大丈夫?どんな効果がアップする?

やすだ
ビタミンC誘導体は「原液」と書かれたものもあります。原液はそのまま使っても大丈夫なんでしょうか?原液を使うことで、効果はアップしたりするのでしょうか?

二宮先生
最近、こういった「原液」という表現をよく目にします。ただ「100%純粋なビタミンC誘導体」という意味で原液という言葉を使うのであれば、実際はオイル状やパウダー状になっているはずです。

100%純粋なビタミンC誘導体を使いたい人は、状態をよく確認しましょう。

ほくろって治せる?

やすだ
ビタミンC誘導体で「ほくろ」は治せますか?

二宮先生
ほくろは「黒子」ともいいますね。黒子は悪性腫瘍との見分けがとても難しいものです。だから自分でいじらず、医師に診てもらうほうが良いでしょう。

化粧水が合わなくて、しみる・かぶれるということはありますか?

やすだ
ビタミンC誘導体が肌に合わず、しみたり、かぶれたりすることはありますか?

二宮先生
ビタミンC誘導体が含まれる美容液などでは、まれに皮膚刺激を感じる人もいるようです。すぐに炎症や刺激(赤みやヒリヒリする感じなど)がおさまればいいのですが、炎症が長引いたり、刺激が強かったりする場合は使用をいったん中止し、皮膚科を受診してください。

皮膚科で処方されるものと、市販のものと何が違うんですか?濃度?

やすだ
皮膚科などの病院で処方されるビタミンC誘導体と、市販で売られているビタミンC誘導体は何が違うんでしょう?ビタミンCの濃度でしょうか?

二宮先生
基本的にはビタミンC誘導体の種類が異なる、と考えてもらうと良いですね。病院と市販で売られているものでも、まったく同じビタミンC誘導体を使っていることもあります。

人気のセラミドの相性がいいって本当?ほかにも相性の良し悪しってある??

やすだ
ビタミンC誘導体とセラミドの相性がいいって聞くけど、本当ですか?他にも、ビタミンC誘導体との相性が良しもの、悪いものってありますか?

二宮先生
セラミドとの相性ですか…。どうなんでしょう。セラミドはお肌のバリア機能維持に大切な成分です。ビタミンC誘導体と一緒に使用しても構いませんが、特段一緒に使うほうが効果的なのかどうか、はっきりしたことは分かっていません。

ビタミンC誘導体化粧水や美容液を塗ったら紫外線対策が必要?余計に焼けるって本当?

やすだ
ビタミンC誘導体を肌に塗った場合、紫外線対策が必要になりますか?日焼け止めを塗らずに、ビタミンC誘導体だけを肌に塗った状態では余計焼けるって聞きました…。

二宮先生
ハイドロキノンという成分は日焼け止めを使用しなくてはいけない!といったことがありますよね。

でもビタミンC誘導体を塗ることで余計に肌が焼ける、という話はあまり耳にしたことはありません。日に当たる機会が多く、日焼けが気になる人は積極的にビタミンCを飲んだり、塗ったりするといいかもしれませんね。

まとめ

ビタミンC誘導体を使うと、ビタミンCの持つ効果を安定して肌に届けることができます。たくさんの種類の中から、自身の肌に合うものを見つけましょう!

 

※監修者は成分の監修のみを行っており、商品の選定は全てLiruu編集部で行っております。

yasuda
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日本化粧品検定1級・コスメコンシェルジュ&スキンケアアドバイザー。
毎日使えるプチプラコスメが大好きです!
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