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難消化性デキストリン

配合目的 その他、植物由来成分

難消化性デキストリンとは

トウモロコシなどのデンプンから作られた食物繊維の一種で、現在、様々な効果から特定保健用食品(トクホ)、機能性表示食品の成分として注目されています。

どんなサプリメントからダイエットをはじめていいのかわからない方は、まずはここからはじめてみてはいかがでしょうか。

難消化性デキストリンの効果・働き

難消化性デキストリンの働きは大きく5つに分けられます。

食事と一緒に摂取することで下記の働きが得られると考えられますので、食事中のお茶として、また、食事の直前にサプリメントとして服用するのがおすすめです。

1.お腹の調子を整える

腸内細菌が難消化性デキストリンをエサにすることで、排便回数を増やしたり排便量を増やしたりすることができます。

2.糖の吸収を穏やかにする

糖質は食後に腸から消化吸収されますが、難消化性デキストリンがあることで糖の消化吸収が邪魔され、時間をかけて吸収されるようになります。

パンや甘いお菓子など炭水化物や糖質を多く食べる方は、血糖値が上昇しやすく膵臓をはじめ身体に負担をかけてしまいますので、難消化性デキストリンなどの繊維質を積極的にとることが望ましいですね。

3.食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させる

難消化性デキストリンは、脂肪が吸収される段階で必要となる酵素の一種リパーゼの邪魔をし、脂肪の吸収を抑えて便への排泄を促進します。

4.内臓脂肪の低減

血中のコレステロール値や中性脂肪値が低下し、内臓脂肪が減少するという報告があります。

5.ミネラルの吸収促進

動物実験ではカルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムの吸収が増加し、女子大生を対象にした試験ではヘモグロビン値が増加しました。

難消化性デキストリンの副作用

難消化性デキストリンの安全性は高く、アメリカでは1日の服用量の上限値が定められていないくらい安全です。
しかし摂取しすぎるとお腹が緩くなる可能性があります。

参照
・宇山侊男ほか.『化粧品成分ガイド 第6版
・鈴木一成ほか.『化粧品成分用語事典2012
・小澤王春.『自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
・European Commission.Simple Search
・国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所.難消化性デキストリン

最終更新日:

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