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レチノール

レチノール

別名 ビタミンA
配合目的 酸化防止剤、その他
対応するお悩み 乾燥、シワ・たるみ

脂溶性ビタミンの一種であるビタミンAは、身体に貯金されるビタミンです。食品から摂取できますし、また、栄養機能食品・医薬品などから補うことができますが、妊娠希望の女性は摂取量に注意する必要があります。

ビタミンAは目の健康や皮膚の健康、成長、免疫などに係わる成分です。ビタミンAが不足すると肌がカサカサと乾燥して角化症となったり、皮膚のバリア機能がおち免疫が下がる、夜に目が見えにくくなる夜盲症、成長障害などになる可能性があります。

ビタミンAはレバーやウナギ、卵黄に多く含まれます。ほとんどの人は不足する心配がありませんが、アルコールを沢山飲む方や脂肪便症などの吸収障害がある方はビタミンAが不足する可能性があります。

またビタミンAは、ビタミンAのサプリメントを取りすぎる、レバーを食べ過ぎるなどして過剰症を引き起こすことがあるので気を付けます。具体的には脳圧が亢進して起こる頭痛や、筋肉痛、脱毛です。また妊娠を希望する女性や妊娠中の女性がビタミンAを摂りすぎると胎児奇形の可能性があるので注意しましょう。しかし、身体の中でビタミンAとして働く『β‐カロテン』などのプロビタミンAは、摂りすぎても全部がビタミンAには変換されないので過剰症の心配は低いです。心配な方はプロビタミンAのサプリメントを選ぶようにしましょう。

ところで最近、ビタミンAを含んだ化粧品が話題です。
ビタミンAである『レチノール』、ビタミンAアルデヒドである『レチナール』、ビタミンA酸である『レチノイン酸』の三種の活性体に分けられますが、レチノールやレチノイン酸を肌に直接塗ることで肌の小じわやシミを改善する効果が研究されています。具体的には真皮においてコラーゲンの産生を促進したり、ピーリング作用が確認されています。

現在日本では、目尻のしわやほうれい線用の医薬部外品化粧品に含有されています。(しわは英語で『wrinkles(リンクル)』というので、この様な名前の化粧品はレチノールやレチノイン酸などのしわに有効な成分が入っている可能性があります。)

またアメリカなどにおいては、レチノイン酸の一種、トレチノインをにきび治療(RENOVAやRETIN-Aなど)に、トレチノイン・ステロイド・ハイドロキノンを混ぜたクリームをシミ治療(TRI-LUMAなど)として使用しています。塗った時の皮膚刺激やピーリング作用が強いため、日本の皮膚科では処方箋では買えず、各々の皮膚科内で作られる薬『院内製剤』としてそれぞれの病院や診療所が作って販売しています。しわ、しみの改善で作っていただくときには、きちんと肌のへの刺激など、副作用についても伺うようにして下さい。

そういったレチノイン酸の皮膚刺激、という背景を受け、より刺激の少ないビタミンA誘導体で、かつレチノイン酸のように働く『アダパレン』という成分が現在はにきびの医療用医薬品として使用されています。ほうれい線や小じわの改善などのアンチエイジング目的には処方されませんのでご注意ください。

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