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グリコール酸

グリコール酸

配合目的 ph調整剤、角質溶解剤、保湿剤、その他
対応するお悩み ざらつき、ニキビ

グリコール酸はAHAの一種で、肌を滑らかにするために行うケミカルピーリングの分野で注目されています。また、お肌のシミをはやく剥がしたいときにも使用されます。

【効果】
ケミカルピーリングはお肌が滑らかになったり、ニキビ跡や傷跡が目立たなくなったり、小じわが軽減されたり、コラーゲンなどの膠原繊維が再生する、といった期待がもてます。美容皮膚科では比較的安価で人気のメニューで、美容皮膚科デビューするファーストステップにもなっています。しかし効果に個人差があるので100%の期待を抱いて施術を受けるというよりも、『今の状態よりかは多少改善するかな?』程度の期待からチャレンジしてみるといいのでしょう。(ケミカルピーリングのガイドラインを参照しますと、ざ瘡、日光性黒子、肝斑、雀卵斑、炎症後色素沈着、小じわに対して推奨度がCとなっています。)

【施術】
グリコール酸は基本的にはご自宅などで毎日塗布するのではなく、美容皮膚科にてケミカルピーリング剤として塗布してもらいます。ケミカルピーリングはエステなどの美容専門のサロンでは受ける事の出来ない医療行為で、皮膚科でのみ可能な施術です。塗布することによりグリコール酸の『皮膚腐食作用』により、古くなった角質が柔らかくなり、剥がれて垢となるのを手助けしてくれます。シミやくすみのブライトニング効果や、小じわの軽減の目的などで使用されます。ケミカルピーリングは薬剤の『濃さ』、『pH』がキーポイントとなりますので、施術部位、傷跡やニキビ跡の深さなど目的に応じ、医師と相談して薬剤を決めます。

【副作用】
ところでケミカルピーリングに用いられる薬剤は、グリコール酸の他に、乳酸、サリチル酸マクロゴールなどがありますが、グリコール酸は広く一般的です。比較的多くの皮膚科にて受けることができます。ケミカルピーリングは場合によっては皮膚炎を起こす方もいますので、医師とよく相談の上に施術を受けましょう。

グリコール酸が30%以上の高濃度、pH2以下の強酸では刺激が強く、まれに皮膚がヒリヒリと刺激を感じ、赤みや水ぶくれ、かさぶたなどができる方もいますが、大きな副作用も無く、効果も早く感じる方もいます。10%以下の薄いもの、pHが3以上のものはほとんど反応がないという厚生科学研究所の報告もありますが、マイルドで手軽という点から、自宅でのホームエステ用石鹸や化粧水が販売されています。ホームエステでピーリングを行う場合は、元来のお肌の強さにもよりますが、連日使用するのではなく週に1~2回程度を目安に行います。薬剤が濃く、酸性度も強いグリコール酸はご自宅では施術できませんので、必ず医師の管理下で、1から2週間に1度程度の頻度で塗布して頂くようにしましょう。

監修者
薬剤師・二宮
薬剤師・二宮
薬剤師、漢方薬生薬認定薬剤師、漢方アドバイザーの資格を活かし、調剤薬局や漢方薬局での勤務経験から、医薬品や漢方薬を詳しくわかりやすく解説。現在は化粧品成分検定1級・化粧品成分上級スペシャリストとしても活動し、薬用化粧品の成分を中心に解説を行う。美容や健康に役立つ商品を成分からアドバイスすることが得意。
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