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アダパレン

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アダパレンとは

ニキビに使用されるゲルタイプの医療用医薬品です。
ビタミンAの一種、トレチノインなどのレチノイン酸などと似た働きがあります。

ニキビの菌を殺すのではなく、毛穴の角質異常でおこる目詰まりを改善する薬で、日本では比較的新しいタイプのニキビ治療薬です。

アダパレンの効果・働き

お肌の異常な角化を抑える働きがあります。

ニキビができ始めるときは、狭い毛穴が異常な角質によってさらに狭くなり、結果、皮脂の目詰まりを起こしています。
アダパレンはその異常な角質を薄くして、目詰まりを解消してくれます。

トレチノインにもアダパレンと似た働きがあり、アメリカではトレチノインもニキビ治療に使用されてきました。
日本人の肌は欧米人と比べ角質層も薄くピリピリとした刺激を感じやすいため、トレチノインをニキビ治療に用いることは美容皮膚科などに限られています。

アダパレンの副作用

トレチノインの使用と似た皮膚の刺激やピーリングがあります。

ほかには肌の乾燥、かさつき、赤くなる、痒くなる、接触性皮膚炎などがあります。
これは使い初めの1ヶ月の間によく感じられることで、2~3人に1人はこれらの副作用を感じます。

皮膚の刺激やピーリングは使用し続けると段々と慣れてくることが多く、約1~2ヶ月を過ぎると刺激を感じずにニキビ治療を継続することができるようになります。
しかし、中には接触性皮膚炎というお薬の成分や添加物に対するアレルギーもありますので、刺激の具合を医師と相談しながら継続できるかどうかを決めましょう。

アダパレンを含む製品

ディフェリンゲルという名前の商品が有名ですが、現在はジェネリック医薬品も販売されています。

アメリカでは市販薬として処方箋なしでも一部ドラッグストアなどで販売していますが、日本においては処方箋が無くては買うことのできないお薬です。
日本では2008年から販売されましたが、フランスでは1992年、アメリカでは1996年から販売されている医薬品で、日本はやや遅れをとっています。

アダパレンの豆知識

アダパレンのほかに、ニキビの治療薬には塗る抗菌薬ナジフロキサシン、クリンダマイシンや、飲む抗生物質ロキシスロマイシン、ミノマイシン、皮膚代謝や脂性肌改善の目的にビタミンB2・ビタミンB6などが使われます。

また、過酸化ベンゾイルというアダパレンのように角質異常を改善する働きと抗菌作用を併せ持ったゲルもあります。
その過酸化ベンゾイルとアダパレンが混ざったお薬エピデュオゲルもあります。

保険適応外では抗アンドロゲン作用の飲み薬スピロノラクトンや、塗る抗原虫薬メトロニダゾールなどがあります。
アダパレンと一緒にこれらを併用して使うこともできます。

参照
・宇山侊男ほか.『化粧品成分ガイド 第6版
・鈴木一成ほか.『化粧品成分用語事典2012
・小澤王春.『自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
・European Commission.Simple Search
・マルホ株式会社.医薬品インタビューフォーム ディフェリンゲル®︎
・U.S.FOOD&DRUG ADMINISTRATION. EPIDUO FORTE gel

最終更新日:

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