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アダパレン

アダパレン

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アダパレンはニキビに使用されるゲルタイプの医療用医薬品です。ディフェリンゲルという名前の商品が有名ですが、現在はジェネリック医薬品も販売されています。ニキビの菌を殺すのではなく、毛穴の角質異常でおこる目詰まりを改善するお薬で、日本では比較的新しいタイプのニキビ治療薬です。アメリカでは市販薬として処方箋なしでも一部ドラッグストアなどで販売していますが、日本においては処方箋が無くては買うことのできないお薬です。アダパレンは日本で2008年から販売されましたが、フランスでは1992年、アメリカでは1996年から販売されている医薬品で、日本はやや遅れをとった製品です。

【効果・メカニズム】
アダパレンはビタミンAの一種、トレチノインなどのレチノイン酸などと似た働きがあります。アダパレンがニキビに効くメカニズムは、お肌の異常な角化を抑えることにあります。ニキビができ始める時、狭い毛穴が異常な角質によってさらに狭くなり、結果、皮脂の目詰まりを起こしています。その後、詰まった部分に菌が増殖するのですが、アダパレンはその異常な角質を薄くして目詰まりを解消してくれます。トレチノインにもアダパレンと似た働きがあり、アメリカではトレチノインもニキビ治療に使用されてきましたが、日本人の肌は欧米人と比べ角質層も薄くピリピリとした刺激を感じやすいため、トレチノインをニキビ治療に用いることは美容皮膚科などに限られています。

【副作用】
アダパレンの副作用として、トレチノインの使用と似た皮膚の刺激やピーリングがあります。他には肌の乾燥カサツキ、赤くなる、痒くなる、接触性皮膚炎などがあります。これは使い初めの1ヶ月の間によく感じられることで、2~3人に1人はこれらの副作用を感じます。皮膚の刺激やピーリングは使用し続けると段々と慣れてくることが多く、約1~2か月を過ぎると刺激を感じずにニキビ治療を継続することができるようになります。しかし、中には接触性皮膚炎というお薬の成分や添加物に対するアレルギーもありますので、刺激の具合を医師と相談しながら継続できるかどうかを決めます。

【ニキビに効果的な薬】
ニキビの治療薬には現在、塗る抗菌薬ナジフロキサシン、クリンダマイシンや、飲む抗生物質ロキシスロマイシン、ミノマイシン、皮膚代謝や脂性肌改善の目的にビタミンB2・ビタミンB6などが使われます。また、過酸化ベンゾイルというアダパレンのように角質異常を改善する働きと抗菌作用を併せ持ったゲルもあります。その過酸化ベンゾイルとアダパレンが混ざったお薬エピデュオゲルもあります。保険適応外では抗アンドロゲン作用の飲み薬スピロノラクトンや、塗る抗原虫薬メトロニダゾールなどがあります。アダパレンと一緒にこれらを併用して使うこともできます。

監修者
薬剤師・二宮
薬剤師・二宮
現役薬剤師として調剤薬局に勤務。過去には漢方薬生薬認定薬剤師、漢方アドバイザーの資格を活かし漢方薬局でも勤務。現在は化粧品成分検定1級合格を活かし、薬用化粧品の成分を中心に解説を行う。美容や健康に役立つ商品を成分からアドバイスすることが得意。
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