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フィチン酸

フィチン酸

別名 ライスパワーNo.6
配合目的 キレート剤、皮脂コントロール剤
対応するお悩み テカリ、ニキビ

フィチン酸(イノシトール6リン酸)は特許成分『ライスパワーNo.6』の成分です。
フィチン酸は玄米や米ぬか、一部のライスミルクに含まれる成分で、『抗酸化作用』が注目されて使われていましたが、近年、『皮脂分泌抑制作用』があることが分かりました。本来は米の精製時において廃棄されてしまう部分から発見されたこの安価な成分は、現在多くの化粧品に含まれています。(ただしライスミルクと言う表記にて。)

フィチン酸の皮脂分泌抑制作用は、男性用化粧品で有名なマンダムと、大阪大学の共同研究により2017年10月に発表されました。
現在、皮脂を抑える成分は高血圧薬のスピロノラクトンや、ビタミンB6が自由診療の皮膚科で処方されることはありますが、スキンケア商品にはその様な商品はありませんでした。ライスパワーNo.6(フィチン酸)は皮脂分泌を抑制する日本初のスキンケア有効成分です。

ところでマンダムと大阪大学は、30歳代以降の女性が、生理周期に伴って肌の状態が変化することを報告しています。
その内容は、生理周期の特に高温期において、肌の皮脂分泌量が増え、なおかつ水分がおおく蒸発し、そしてその状態が肌荒れや肌のくすみの原因となる、という内容です。
そのような女性に、1日2回、6週間、この成分を含んだ化粧品を塗布したところ、皮脂の分泌が減り、水分の蒸発量も減り、肌の赤味が抑えられ、肌のトーンも明るくなった、という報告がなされました。このような女性の生理周期に伴った肌トラブルにアプローチした成分事態がユニークで、似た商品がありません。

現在、フィチン酸をはじめ、米ぬかや玄米に肌の美と健康に良い成分が含まれていることが分かって来ています。
たとえばガンマオリザノールやグルコシルセラミドです。
ガンマオリザノールは皮脂腺を元気に働かせることからアトピー性皮膚炎などの乾燥肌の改善に期待がもたれています。また、弱いながらもチロシナーゼ活性を抑えるという美白作用もあります。さらには高脂血症の改善作用や更年期障害の心身症にも期待されています。
グルコシルセラミドには肌のバリア機能の改善や、水分保持作用があり、アトピー性皮膚炎をはじめとする乾燥性敏感肌の方に注目されています。フィチン酸も肌への効果以外に、大腸がんの抑制効果への研究がおこなわれています。アメリカにおいては玄米由来のライスミルクが牛乳に変わる健康飲料としてメジャーで、日本でもわずかですが販売されています。

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