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【皮膚科医監修】フィラグリンでアトピー肌が改善される?

【皮膚科医監修】フィラグリンでアトピー肌が改善される?

湿疹による痒みがつらい…そんなアトピー性皮膚炎にお悩みの男女に注目してほしい『フィラグリン』。

今回は皮膚科医・野崎先生監修のもと、フィラグリンのアトピーに対する働き、おすすめ商品やスキンケアのポイントを解説いたします。

コスメコンシェルジュ・コスメライター
Mafumi
Mafumi
日本化粧品検定1級・コスメコンシェルジュ
AJESTHE美肌エキスパート®
美容メディア中心に、webライターとして活動してます。
ニキビ肌が緩和したことがきっかけで、スキンケア・化粧品成分の勉強が大好きになりました。
音楽と読書と旅行が趣味です♪

監修者
皮膚科医・野﨑
皮膚科医・野﨑
わかばひふ科クリニック院長。
専門分野は小児皮膚科。特にアトピー性皮膚炎を始めとする乳幼児の湿疹性病変、皮膚アレルギー性疾患、虫刺され、あざ・母斑および同症に対するレーザー治療を専門としています。

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す疾患です。

アトピー性皮膚炎では、皮膚の“バリア機能”(外界のさまざまな刺激、乾燥などから皮膚・体内を保護する機能)が低下していることが分かっています。そのため、外から抗原(生物体内で抗体を形成・出現させる物質)や刺激が入りやすくなっており、これらが免疫細胞と結びつき、アレルギー性の炎症を引き起こします。

また、かゆみを感じる神経が皮膚の表面まで伸びてきて、かゆみを感じやすい状態となっており、掻くことによりさらにバリア機能が更に低下する…という、悪循環に陥りやすいのが特徴です。

フィラグリンについて

フィラグリンについて

Mafumi
アトピー性皮膚炎について調べていると『フィラグリン』という成分が効果があると聞きました。一体、どんな成分なんでしょうか?

野﨑先生
成分というよりもフィラグリンは、肌の内側でつくられるたんぱく質です。 結論から言うと乾燥から肌を守るためのバリア機能になってくれます。

▼フィラグリンの働き

・細胞の骨格となるたんぱく質を束ね、角層(皮膚の表面)を頑丈にする
・自らが肌の内側で天然の保湿成分(NMF*)に変化し、角層を柔軟に保つ 

→この2点の働きによって、乾燥から肌を守るバリア機能を担います。

*天然保湿因子(NMF)…皮膚内に存在する保湿成分

フィラグリンの最大の特徴は内側のケア?

フィラグリンの最大の特徴とも言えるのが体内のフィラグリン(たんぱく質)を産生することで肌の内側からケアし、肌そのもののバリア機能自体を強めてくれることです。

また、フィラグリンで肌のうるおい・バリア機能を高めることで、保湿剤(クリームなど)をはじめとする外側からのスキンケアの効果も高くなると期待できます。

Mafumi
なるほど!フィラグリンで内側のケアをすることで、クリームや塗り薬などの外側のケアと、相乗効果が期待できるんですね!

”内側のケア”とはサプリを飲むこと?

Mafumi
フィラグリンでの内側のケアということはサプリメントのようにフィラグリンを飲むということもあるのでしょうか?

野﨑先生
現在販売されてるフィラグリン関連製品はスキンケアで、飲むタイプの製品はありませんね。

Mafumi
フィラグリンにアプローチしたクリームなどを使用することで、お肌の内側からケアができるんですね!

アトピーとフィラグリンの関係

アトピーとフィラグリンの関係

Mafumi
フィラグリンがアトピーにいいというのは、バリア機能が高まることで皮膚に免疫力がつくからでしょうか?

野﨑先生
そうですね。皮膚はバリア機能が高まることで、刺激物質や細菌が体内に侵入されにくくなります。よって炎症が起きにくくなり、アトピー予防へとつながります。

スペインの研究機関より、フィラグリンを産生するような成分が含有されている保湿剤を1日2回使用したところ、14日後には湿疹が36.7%減少したとのことです。さらに、28日後には70%のアトピー性皮膚炎の患者の湿疹が減少したという結果があります。

フィラグリンそのものが天然保湿因子(NMF)*として認められていることもあり、一定の効果は出ているとは言えるかと思います。

フィラグリンにアプローチする化粧品

フィラグリンにアプローチする化粧品

Mafumi
フィラグリンに着目して作られた、スキンケアをご紹介いたします!

フィルベビー ベビーミルクローション

フィルベビー ベビーミルクローション
価格(税抜) 1,900円
内容量 150g
注目成分 サガラメエキス、マンダリンオレンジ果皮エキス
添加物 無香料・無着色・パラベンフリー

おすすめポイント

Mafumi
新生児の赤ちゃんから敏感肌の大人まで使える、お肌の弱い方の保湿ケアにおすすめなボディミルクです。

フィラグリンに着目した保湿成分【サガラメエキス・マンダリンオレンジ果皮エキス】が、24hしっとりとしたうるおいをキープします。
肌にすーっと馴染むのびの良いテクスチャーで、赤ちゃんにも塗りやすいミルクです。

フィルベビー ベビークリーム

フィルベビー ベビークリーム

価格(税抜) 1,900円
内容量 75g
注目成分 サガラメエキス、マンダリンオレンジ果皮エキス
添加物 無香料・無着色・パラベンフリー

おすすめポイント

Mafumi
特に乾燥が気になる方、敏感肌の赤ちゃんにおすすめな低刺激な高保湿クリームです!

コクのあるリッチなテクスチャーで、特に乾燥が気になる箇所や敏感肌の方の保湿におすすめです。

1日中うるおいがつづく、弱酸性でお肌に優しいクリームになります。

スキンケアのポイント

スキンケアのポイント

Mafumi
こちらでは、フィラグリンが配合されたスキンケアの有効的な使い方をご紹介していきます!

お風呂上りにすぐに保湿クリームを塗るのはNG!

お風呂上りはすぐ保湿!…というイメージが強いと思いますが、実はすぐに保湿剤を塗ると湿疹の原因となってしまいます。

すぐに保湿剤を塗らなくても保湿効果が変わらないことは実験データとして出ています。15分ほど間をあけてから保湿クリームなどを塗れば、湿疹などができてしまう心配もなく、より効果的なスキンケアができると言えます。

冬は湿度に注意!

お肌の健康を維持するためには気温だけでなく、湿度にも注意しましょう。エアコンなどの暖房機具により、部屋が乾きがちになることがあります。

加湿器を使うなど、湿度を保つ工夫をすることで乾燥肌は予防できます。室内の湿度は昼間は30%、夜は70%を下回ると注意が必要です。

保湿剤の種類と塗る回数が大切!

季節や部位で種類・回数を使い分けることで、より効率の良い効果が期待できます。

冬は夏よりもややこってりとした質感のものが、お肌への保護膜として機能するのでお勧めです。

また保湿剤は時間とともに剥がれ落ちてくるので、一回あたりは薄くてもいいので、回数を増やして塗ることが重要です。 特に乾燥しやすい部位は皮膚が薄い顔(特に唇)、膝や肘など関節の内側も曲げたり動かすことが多いため、乾燥しがちなので注意が必要です。

アトピーになりやすいかは手のひらを見ればわかる?

アトピーになりやすいかは手のひらを見ればわかる?

Mafumi
アトピーになりやすい子供の見分け方などって、ありますか?

野﨑先生
敏感肌やアトピーのチェックとして、手のひらを見るのは一種のバロメーターと言われています。

手のひらに細かいシワがたくさんある(=掌紋増強)とフィラグリンが十分につくられていない可能性が高いです。

フィラグリンが産生されないと必ずアトピー性皮膚炎が発症するわけでないですし、大人になると十分な量がつくられるようにもなりますが、ご自身や赤ちゃんに掌紋増強が認められる場合には、より入念にスキンケアをすると良いでしょう。

フィラグリンとアトピーについての 〜Q&A〜

フィラグリンとアトピーについての 〜Q&A〜

Mafumi
最後に、フィラグリンとアトピーに関する質問を野崎先生に聞いていきます。

セラミドとフィラグリンならば、アトピーにはどちらがおすすめですか?

野﨑先生
フィラグリンは表皮で生成されるたんぱく質、セラミドは細胞と細胞の間を埋める脂質です。どちらもバリア機能にアプローチしますが性質と作用が違うため、どちらがおすすめかとは一概に言えませんね。

フィラグリンに香りや刺激性はありますか?

野﨑先生
フィラグリンはたんぱく質であり素材ではないので、香りや刺激性はありません。

アトピー性皮膚炎、アトピーになる原因ってなんですか?

野﨑先生
アトピー性皮膚炎の原因について、実ははっきりとしたものはわかっておりません。 遺伝的要因、ダニやほこりなどの環境的要因、ストレスなどの心理的要因が関係していると一般的には言われております。

肌の強さは遺伝で決まりますか?

野﨑先生
一般的に肌質は遺伝によるところが大きいと考えられており、肌の強さもまた遺伝によって決まる部分が大きいです。

加齢などの環境要因で肌が強くなったり弱くなったりすることはありますか?

野﨑先生
大人になって肌の機能が成長するにつれ、アトピー性皮膚炎の症状が治まるということはよくあります。多くのお子さんは小学校を卒業するまでに治りますが、大人になってもアトピーの症状が出続ける方もいます。近年では一つのアレルギー疾患を発症した子供が他のアレルギー疾患にもかかりやすくなってしまうことが研究で分かっており、幼少期から肌のバリア機能を高めるスキンケアをおすすめしています。

まとめ

今回はアトピー性皮膚炎とフィラグリンについて、解説いたしました。

アトピー性皮膚炎でお悩みの方は、是非参考にしてみてください♪

※監修者は成分の監修のみを行っており、商品の選定は全てLiruu編集部で行っております。

参考:ピジョン研究員が着目したフィラグリンとは? 

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