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ミノキシジル

ミノキシジル

配合目的 育毛・養毛剤、その他
対応するお悩み 薄毛(育毛)

ミノキシジルは、男女共に使用できる発毛・養毛の医薬品成分です。日本では外用薬として、ミノキシジルの濃さが1%のものと、5%のものが第一類の市販薬として販売されています。近年は大正製薬の『リアップ』以外にもこの成分を使用した製品が販売されています。このミノキシジルの入った塗り薬を単独、もしくは、『プロペシア』などの飲み薬と一緒に使用することができます。『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』もこのミノキシジルを『A』判定という強い推奨をしています。

【濃さ】
日本において、ミノキシジルは男性用では1%と5%の商品が、女性用では1%の商品があります。海外の製品では男女共に2%と5%の商品があります。日本では1%で販売開始されましたが、海外では2%から販売開始になりました。また、海外には女性用でも5%のものがあるのが特徴です。海外のデータでは、ミノキシジル2%と5%を比べた結果、48週間でミノキシジル5%を用いた方が全体の45%も有効であり、また、効果が早く表れたのもミノキシジル5%の方でした。

【海外における歴史】
ミノキシジルは1979年、製薬会社のファイザーによって、高血圧治療の飲み薬『loniten』として販売が開始されました(日本では認可されていない飲み薬です)。この飲み薬のミノキシジルは、約10人中8人、3~6週間ほどの服用で発毛が確認されています。その発毛は男性のみならず、女性、子供にもあらわれ、服用を止めて1~6か月程度で発毛はおさまります。この結果を受けて、発毛薬としてミノキシジルの研究が始まりました。そして、ミノキシジル『2%』の塗り薬『Rogein』が1988年に販売され、その後、『5%』の塗り薬が1998年に販売開始されました。日本においては、10年ほど出遅れた1999年にミノキシジル『1%』の商品が販売され、その後、『5%』の商品が2009年から販売されました。

【作用機序】
詳細は分かっていませんが、毛乳頭細胞にて、ヘアサイクルに大切な『発毛促進因子』を出させる働き、毛母細胞がアポトーシス(死んでしまうこと)を防ぐ働き、毛包周囲の血流改善作用などが相まってAGAに有効だと考えられています。ちなみに、『アデノシン』という成分も一部の成長促進因子を増やす働きが分かっています。そして、『発毛促進因子』の対極にある抜ける信号『発毛抑制因子』の一部を抑える働きが『t-フラバノン』にあることが分かっています。


【その他】
ミノキシジルと言えば『リアップ』が有名ですが、現在は他の製品も販売されています。中にはミノキシジル以外の有効成分であるビタミンBの一種『パントテニ-ルエチルエーテル』や、血行促進作用のあるビタミンE『トコフェロール酢酸エステル』、皮脂抑制作用のあるビタミンB6『ピリドキシン塩酸塩』などが含まれた製品が販売されています。製品を選ぶ際は、『ミノキシジルの量・濃さ』と一緒に、他に含まれている『有効成分』があるかどうかを確認しましょう。また女性の脱毛に限っては『エチニルエストラジオール』という有効成分が含まれた商品も持田製薬から販売されています。

監修者
薬剤師・二宮
薬剤師・二宮
現役薬剤師として調剤薬局に勤務。過去には漢方薬生薬認定薬剤師、漢方アドバイザーの資格を活かし漢方薬局でも勤務。現在は化粧品成分検定1級合格を活かし、薬用化粧品の成分を中心に解説を行う。美容や健康に役立つ商品を成分からアドバイスすることが得意。
最終更新日:

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