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ナイアシンアミド

別名 ニコチン酸アミド、ニコチンアミド、ビタミンB3
配合目的 美白剤、保湿剤、溶剤、その他
対応するお悩み 美白、乾燥

ナイアシンアミドとは

お肌の栄養剤、サプリメントとして古くから親しまれている水溶性ビタミンで、SK-Ⅱの美白有効成分『D-メラノTM』に含有されています。
2007年に厚生労働省の美白有効成分の認可を受けています。

糖質・脂質・たんぱく質の代謝に関与しており、不足すると『ペラグラ』という皮膚炎や下痢を引き起こすことで有名です。

ナイアシンアミドの効果・働き

ニコチン酸アミドとニコチン酸を合わせてナイアシンと呼ぶのですが、栄養機能食品として『ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です』と表記できることも特徴です。
慢性湿疹や接触性皮膚炎、口内炎や末梢循環とも関係している可能性があると言われています。

近年では化粧品などの外用美白成分としても注目を浴びています。
2002年に発表された論文では、ナイアシンアミドを飲むのではなく、皮膚に塗布して実験し、その結果肌の明度が4週間で対照群と比べて明るくなっていることがわかりました。

ナイアシンアミドのメカニズム

メカニズムは、ハイドロキノンやトレチノインなどとは異なり『メラノソーム』の転送抑制とされています。

シミは、本来メラノサイトというシミの工場で作られたのち、『メラノソーム』という袋に詰め込まれ、近くの細胞に手渡されて拡散していくのですが、ナイアシンアミドはこのシミの入った袋、『メラノソーム』が送られていくのを防いでくれます。
実験ではその抑制は35〜68%の割合だったとあります。

ナイアシンアミドを含む製品

ジェノプティクス オーラ エッセンス、SK-Ⅱジェノプティクス スポット エッセンスなどに含まれ、1本使いきったころには美白を感じられるとされています。

市販のサプリメントでは『ナイアシン』と書かれた商品の中にナイアシンアミドが含有されていることが多いです。
ただしサプリメントの内服によって、肌の『健康維持』は可能であっても、『美白効果』が期待できるかは、まだ不明です。

サプリメントとしてナイアシンアミドを飲む場合は、大量投与による胃腸障害、肝障害が報告されたことを受け、上限量が5mg/kg(体重)とされていますので注意しましょう。

体内でナイアシンアミドになる『トコフェロールニコチン酸エステル(ユベラN)』

医薬品にトコフェロールニコチン酸エステル(ユベラN)というカプセル状の医薬品がありますが、こちらは飲んだ後、身体の中でニコチン酸となり、さらに肝臓でニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)へと変身します。

ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)を塗った時と同様の美白効果を期待して、飲んでも同じ効果が期待できるのではと考え、トコフェロールニコチン酸エステル(ユベラN)の投薬を行っている美容皮膚科もあります。
後発医薬品も出ていますのでそこまで高額なものではありませんが、保険は効かないので自由診療になります。

また、この成分はビタミンE(トコフェロール)も含まれていますので、抗酸化作用や血行促進作用も期待できます。
製品は基本的にビタミンですので、適切な投与量さえ守れば他の医薬品と比較して副作用は少ない方と言えます。

監修者
薬剤師・二宮
薬剤師・二宮
薬剤師、漢方薬生薬認定薬剤師、漢方アドバイザーの資格を活かし、調剤薬局や漢方薬局での勤務経験から、医薬品や漢方薬を詳しくわかりやすく解説。現在は化粧品成分検定1級・化粧品成分上級スペシャリストとしても活動し、薬用化粧品の成分を中心に解説を行う。美容や健康に役立つ商品を成分からアドバイスすることが得意。
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