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パントテン酸誘導体

別名 パンテノール、パントテン酸カルシウム、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチル
配合目的 ビタミン類、ヘアコンディショニング剤、育毛・養毛剤、帯電防止剤、皮膚コンディショニング剤、保湿剤
対応するお悩み 乾燥、ゆらぎ肌、薄毛(育毛)、オーラルケア

パントテン酸誘導体とは

パントテン酸(別名:ビタミンB5)の誘導体には、水に溶けやすい『パントテン酸カルシウム』、『パンテノール』、油に溶けやすい『パントテニルエチルエーテル』などがあります。

化粧品やシャンプーへの配合のしやすさや安定性を考えて、パントテン酸ではなく誘導体が使用されています。

パントテン酸誘導体の効果・働き

主に肌や髪の健康のために使われますが、近年はターンオーバーを整えるはたらきから美白成分としても使用できるのでは、と期待されています。

パントテン酸誘導体を含む製品

そもそもパントテン酸の不足は急性・慢性の湿疹や、接触性皮膚炎、口内炎などの皮膚トラブルなどに関係しています。
また、パントテン酸は白髪予防にも注目されています。

食品にもパントテン酸は含まれており、レバーや酵母、卵黄、豆類などに多く存在します。
安全性も非常に高いので食品やサプリメントからはじめやすい成分です。

参照
・宇山侊男ほか.『化粧品成分ガイド 第6版
・鈴木一成ほか.『化粧品成分用語事典2012
・小澤王春.『自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
・European Commission.Simple Search
・宮地良樹ほか.『美容皮膚科学
・朝田康夫. 『美容の医学 美容皮膚科学辞典
・吉利和ほか.パントテン酸欠乏症について
・食品安全委員会肥料・飼料等専門調査会 .対象外物質評価書 パントテン酸
・アンファー株式会社.ヘアメディカル 「薬用育毛トニック スカルプジェット」

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